「建設業許可を取りたいけれど、何から始めればいいのか分からない」
「自分の経歴で本当に許可が取れるのか、不安しかない…」
こうしたお悩みを抱えている方に向けて、
今回は実際に当事務所へ相談いただいたお客様の事例をもとに、建設業許可を取得するまでの流れをわかりやすくご紹介します。
記事内では、
- 最初に確認すべきポイント
- 必要な書類と集め方
- 申請までの実際の流れ
- つまずきやすい場面とその対処法
などを、時系列で丁寧に解説。
「建設業許可って難しそう」と思っている方でも、読み終えるころには「これなら自分もいけそう」と感じていただけるはずです。
【事例で解説】建設業許可を取るまでの流れ
「急ぎで許可がほしい」──最初のご相談
今回ご紹介するのは、兵庫県内の塗装業者さん(40代・法人設立から3年目)の事例です。
ある日、お電話でこのようなご相談をいただきました。
「元請けから来月からは許可がないと発注できないと言われて困っています。
法人化してから3年目ですが、建設業許可はこれまで取っていませんでした。
取れるものなら急ぎで取りたいのですが、間に合うでしょうか?」
最初はかなり不安そうなご様子でしたが、話を丁寧に伺っていくと、許可取得の可能性は十分あると判断できました。
STEP 1:ヒアリングと経歴確認
まずは、代表者様のこれまでの実務経験や経営歴を詳しくお伺いしました。
✔ ポイント確認
・個人事業時代:塗装業として7年以上活動
・法人設立後:代表取締役として3年
・実務経験証明:確定申告書や注文書・請書なども書類もきちんと残っている
これらの情報から、「経営業務の管理責任者」および「専任技術者」の要件を、代表者ご本人が兼ねる形で進められそうだという見通しが立ちました。
STEP 2:必要書類の収集と整理
次に行ったのが、証明書類の収集と整理です。
お客様と一緒に、過去の注文書ファイルや工事台帳を確認しながら、以下の書類を集めていきました。
過去の確定申告書(青色申告決算書)
工事の注文書・請書、請求書・発注書・領収書
工事内容が分かる写真や図面
法人設立後の登記事項証明書
納税証明書
決算書類一式
健康保険・雇用保険の加入状況の確認
私の方で代理で取得できるものについては、委任状を頂いて代理で取得させて頂きました。
この段階が一番つまずきやすいポイントです。
「どれが必要?」「これは足りる?」という不安は、専門家と一緒に進めることで安心に変わります。
STEP 3:役所との事前相談(必要に応じて)
本事例では要件が明確だったため事前相談は必要ありませんでしたが、確認資料としてやや不安が残るようなときは、府や県の窓口に事前相談を行うこともあります。
相談時には、何か補足していけるようなものはないか、資料全体からの総合的判断からすればどうかなど、協議を重ね当局の判断を仰ぎつつ、糸口を探ることができます。
場合によっては、「これもあればさらによい」など、具体的なアドバイスを得られることも。
STEP 4:申請書類の作成と押印手続き
必要な証明資料がそろったら、行政書士が申請書一式を作成。
最終チェックを経て申請準備完了です。
STEP 5:申請手続き・審査
通常、提出から1〜2か月ほどで審査が行われ、問題がなければ許可が下りるという流れです。
STEP 6:無事、建設業許可を取得
申請から約1カ月後、お客様から「許可の通知書が届きました!」との連絡がありました。
この事例では、無事に「塗装工事業」の許可を取得でき、「建設業許可通知書」が許可業者であることの証明となります。また、許可が下りたら、「建設業許可票(いわゆる金看板)」の掲示が必要になります。
お客様からは「これで安心して元請けに報告できます」と喜んでいただきました。
この事例から分かること
「取れるかどうか分からない…」と思っていても、相談してみると道が開けることがある
書類がバラバラでも、整理の仕方や代替書類を提案してもらえる
役所とのやり取りや押印の手間まで、プロに任せられると安心
自分ひとりで判断するより、まず一度相談してみるのがいちばん早い
まずは無料でご相談ください
「経験はあるけど、許可が取れるか不安」
「書類が残っていない部分がある」
「できればすぐに申請したい」
そういった方こそ、ぜひ一度お電話ください。
行政書士からのアドバイス
建設業許可の申請には、どうしても一定の手間や時間がかかります。
でも、焦って申請して失敗してしまうより、一度きちんと整理して、確実に進めることが大切です。
あなたの現場の「これから」を守るためにも、まずは一歩踏み出してみてください。
ご相談をお待ちしております。
建設業許可のこと、相談してみませんか?
「許可が必要って言われたけど、何から始めたらいいのか…」
「書類が多すぎて手が止まっている…」
そんなときは、一度ご相談ください。
兵庫県の建設業許可に詳しい当事務所が、あなたの申請をしっかりサポートいたします。
よくあるご相談
建設業許可の申請には、意外と多くの落とし穴があります。
当事務所に寄せられるご相談の一例をご紹介します。
「資格がいるの?経験だけじゃダメ?」
「建築一式で出そうとしたら、窓口で断られた」
「資料を集めるのが面倒で、つい後回しにしてしまう」
「役所に問い合わせたけど、イマイチよく分からない…」
そんな悩みに、建設業許可専門の行政書士として、丁寧に対応します。
こんな方におすすめです
・兵庫県で建設業許可を取りたい
・土日や夜間にも対応してくれる専門家を探している
・「結局、ウチはどうしたらいいの?」をちゃんと教えてほしい
・許可後の手続き(更新・決算変更届など)も任せたい
相談から許可取得までの流れ
Step 1|まずはお電話をください(相談無料)
土日祝・夜間でも対応しています。
「話を聞いてみたい」だけでもOKです。
Step 2|必要なものをご案内 → お見積り
許可取得の可能性を判断し、必要書類をご案内。
費用も事前に明確にお伝えしますので安心です。
Step 3|書類の作成はお任せください
申請に必要な書類を一式ご用意します。
謄本などの取得もこちらで代行いたします。
Step 4|ご確認・押印 → 当事務所が提出代行
書類は当事務所からお持ちしますので、ご確認・押印をお願いするだけ。
役所への提出もすべてお任せください。
Step 5|申請完了 → 許可取得へ!
申請後、1~2ヶ月程度で許可が交付されます。
よくあるご質問
Q. 何を用意すればいいの?
A. 以下のようなものがあればOKです(ご相談の際に詳しくご案内します)。
• <個人の方> 住民票/確定申告書/パンフレットなど
• <法人の方> 履歴事項全部証明書/定款/決算書など
• 経験を証明する書類(請求書・契約書・現場写真など)
• 保有資格の証明書(あれば)
「これで大丈夫かな?」と思ったら、バサッと持ってきていただくだけでも構いません。
必要なものはこちらで選別・整理いたします。
当事務所に依頼するメリット
• 兵庫県の建設業許可に精通
• 土日祝・夜間も対応可能
• 決算変更届・更新など、取得後もずっとフォロー
• 宅建業・産廃業など、他の許可との連携もアドバイス
• 登記・税務・社保にも配慮した総合チェック(15年超の実績)
まずはお気軽にご相談ください(無料)
「うちは許可取れるのかな?」
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そんなときは、まずはお電話ください。
「とにかく手続きが苦手」という方も大丈夫!
ゼロから、何度でも、分かりやすくご説明いたします。