ビジネスのヒント

いちばん多い質問

「おいくらするんですか?」とか
「カードは使えますか?」とか
「いつできますか?」とか
こんなふうに
商売をしていれば、多くの方からさまざまな質問を受けますよね。

あなたは、どんなことを聞かれたりしますか?

私の場合、
ぶっちぎりで多い質問があります。

それは何かといいますと…

 

行政書士って何をする人なんですか?

・・・まぁ、当然だと思います(-_-;)

 

そして、ほぼ同率1位で多いのが
士業の人たちって、誰がナニしてるのか違いが分かりません。

・・・おっしゃるとおりです(-_-;)

 

あなたも、事業主・経営者である以上、
士業とのかかわりは、必ずどこかであるはずです。

「何かあったときは、とりあえず顧問の税理士に聞けばいいや」
と思っていませんか?

でも、

じつは、税理士さんでも
他の士業のことはよく分かっていないのです(ホントです)。
税理士さんに限らず、弁護士や社労士、司法書士…
士業は、みんな他の士業のことは、よく分かっていません。

あなたも一度は聞かされたことがあると思います。
士業の人間が一番よく言うこのセリフ。
↓↓↓
何かあったら、とりあえず私に言うて下さい。」

答えになっていないと思います。いけませんね。

なので、今日は…
司法書士事務所、税理士事務所で足かけ15年、
学生時代は弁護士事務所でアルバイト
と、士業の世界を知り尽くした、この私が

2分で分かる!経営者さんのための士業の使い方!
と題してお送りいたします(笑)

会社を経営していると、必ずついてまわるもの…
税金。

これは税理士さんですね。

毎年、決算になると決算書を作って、申告書を作ってもらって、
「今年の納税額は○○円です」なんてやつですね。
で、万が一、うるさい税務署から、
「今度そちらへ調査に伺います。」だなんて、ゾッとする電話でもかかってこようものなら、
それこそ税理士さんのウデの見せ所となります。

そして、
決算のとき、ついでに出てくる話が
役員の任期ですね。

「今年の決算で、役員の任期が切れるので、また登記し直して下さいね」
そうなると、これは、司法書士さんです。
他にも、たとえば、
「業績が上がったし、自社ビル建てて、そこに引っ越すか」みないな話になると、
土地や建物の名義変更や会社の住所移転が必要になってきます。
それも司法書士さんがやってくれます。

それから、
もうすぐゴールデンウイークですね。
連休が明けるとやってくるのが「算定基礎届」。
社会保険や厚生年金の額を決めるための届出ですね。
これは、社労士さんの仕事。
残業代がどうのこうのっていう話も、この社労士さんです。

さらに

最近よく耳にするようになった「知財」

「これ、特許取れるんかな…」とか
「お店のロゴとかをパクられないようにしたいなぁ…」なんていうとき。
これは、弁理士という資格です。
字に注意してくださいね。「べんごし」ではなく「べんりし」です。
「特許事務所」という看板でやってる人です。

で、これらぜーんぶで、何かもめごとになってしまったりしたら
弁護士さんです。

 

 

あれ?

行政書士は?

ええ…。

じつは、「それ以外全部」が行政書士の仕事ってことになるんですが…、
それでは答えにならないので…。
こんなのが行政書士です。

みなさんのお仕事で、業種によっては「役所の許可」がないとできないビジネスがありますよね。
建設関係、不動産関係
飲食店に、お酒関係
リサイクル、産廃、介護、保育、ペット…などなど
「ビジネスに関する許可や届出」が、行政書士の仕事です。

あと、いま多いわりに、意外と知られていないのが
外国人留学生を正社員として採用したい」なんていうときの
「就労ビザ」の申請も行政書士の仕事だったりします。

だいたいこんな感じなんですが…。
ご理解いただけましたでしょうか?

司法書士事務所、税理士事務所で足かけ15年
学生時代は弁護士事務所でアルバイトと
士業の世界を知り尽くした私は
いろいろ裏事情にも詳しくなりまして…

そんなウラ話に興味があるという方、
いつでも聞いて下さい(笑)

 

 

 

 

 

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